ストレスと過保護

こんにちは^^
HAPカウンセラーの柴やすよです。

すべてのペットの病気には、「精神的ストレス」が関わっています。

これは犬や猫に限らず、牛や豚といった家畜化された動物たち、そして野生動物にも共通することです。
どんな動物も、ストレスを強く受ける環境に置かれれば、心と身体は少しずつ削られていきます。

そして、飼い主である私たち人間が日々ストレスを抱えたままでいると、
共に暮らす動物たちは、その影響を受け、病気になったり問題行動を起こしたりします。

一方で、
「大切にしているつもり」で過保護になりすぎてしまった場合にも、
ストレスに弱く、病気になりやすい体質を作ってしまうことがあります。

では、私たちはどんなことに気をつければよいのでしょうか?

人間の“常識”ではなく、本来の犬や猫の“常識”を知ること

ペットを飼う上で最も大切なのは、「本来のその動物らしさ」を理解することです。
今の世の中には、人間の価値観から生まれた“犬や猫の常識”がたくさん広まっていますが、それは多くの場合、本来の彼らの習性や心身に合っていません。
たとえば、売りやすくするために「散歩はいらない」と伝えて犬を販売する業者がいるほどです。
そういった人間の都合で作られた常識を押しつけてしまうと、
動物たちは内側にストレスを抱え、それが病気や不調の原因になります。

その子を“見て”、その子に合った関わり方を選ぶこと

動物の心と身体は、私たちと同じように日々変化しています。
大切なのは、“情報”に頼ることではなく、“目の前のその子”をちゃんと見ること。

多くの飼い主さんが、「これが正しいらしいから」と、
外から得た知識をそのまま押し付けてしまう傾向にあります。
でも、本当に必要なのは、今その子にとって何が必要かを見極める力です。

これは決して難しいことではありません。
むしろ多くの場合は、「余計な思い込み」に気づいて手放すだけで、自然と見えてくるものです。

もしよかったら、

「HAPカウンセリングコース」で、その感覚を一緒に育ててみませんか?
ペットとの関係がぐんと楽になりますよ^^

あなた自身が、幸せと健やかさを生きること(=自分軸で生きること)

あなた自身が自分の人生を幸せに生きること。
これは、ペットにとってもとても大きな影響を与えます。

あなたが自分らしく健やかである時、
ペットもまた、あなたのエネルギーから良い影響を受けて、穏やかに健康を育んでいけるのです。

例えば、
カエルが「シマウマのように生きよう」としたらどうなるでしょう?
無理をして環境に合わない生き方を続けていたら、
ストレスで心身を壊し、水を失って干からびてしまいます。
大切なのは、カエルがカエルであることを受け入れ、のびのびと生きること。
それと同じで、あなたもあなたらしく生きることが、命を輝かせる道なのです。

その子を「信頼する」という愛の在り方

最後に、どうか問いかけてみてください。

あなたは、その子のことを「どう見て」いますか?

「この子は弱いから守らなきゃ」「かわいそうだから全部してあげなきゃ」
そんなふうに思っていませんか?

その見方は、愛のようでいて、
本当はその子の可能性や自立の力を奪ってしまう“恐れ”から生まれた行動かもしれません。

本当の愛とは、相手を信頼し、力を信じること。
「きっとこの子なら大丈夫」「この子には乗り越える力がある」と、信じてあげることです。

そしてこれは、
ペットへの信頼=あなた自身への信頼でもあります。

あなたがあなたらしく生き、
目の前のその子を信じ、愛をもって関わること。
それが、ペットの健康と幸せを守る、何よりの力になるのです。
よかったら、何か心に響いた部分だけでも、あなたの日常に取り入れてみてくださいね^^


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